TWS社は中国広東省(黄甫)地区の税関より AEO制度における“優良企業”の認定書を授与されました。このAEOの授与によりTWS社は貨物通関作業において、今迄以上にスムーズ且つ簡素化を実現でき、顧客への商品納入活動において、信頼されるサプライチェーン運営を実行できる事となります。

AEOとは、貨物のセキュリティー管理と法令順守の体制が整備された事業者に対し、税関が承認・認定し、税関手続きの緩和・簡素策を提供する制度であり、国際税関組織（WCO）により取り決めされた制度です。この制度の狙いは、輸送における安全・便利さ、税関作業の革新により、経済活性化と企業競争力の醸成を目指すものです。この制度には５つの評価段階があります。その中でも今回TWS社が取得した認証は最高位のレベルのものです。最高位の認証取得の為には、プロ資格をもつ監査員による実地監査が行われ、①内部経営・管理　②財務体制　③法令順守④輸送・貿易面における安全性　というWCOが取り決めた４つの項目に準拠していなければなりません。現在この最高位の評価を獲得した企業は全体の0.3％にすぎません。

優良企業認定により、TWSは通関時において、優先通関、そして簡易通関検査などの優先権を得る事ができます。AEO認定をうけた企業の中でも、ランク付けがされており、標準的な認定企業の検査率は3-5％に対して、TWS社が認定を受けた“優良認定企業”の検査率は0.5％となっており、この優良企業認定により、製品輸送時での通関業務回数を劇的に減らす事ができ、つまり顧客への納期短縮に貢献できるものであります。又、AEO制度のある各国との通関業務の際での補助金制度も活用できます。現在１５の地域と４２ヵ国が中国とのAEO制度に加盟しており、この国々との間における通関業務の際は、TWS社としては優位性を保つ事ができます。

TWS社の“誠実・公平”という企業理念と厳正なるコンプライアンス遵守への姿勢により、TWS社AEO制度における“優良企業”という認証を得ました。これにより輸出入業務における簡素化・効率性、又それは価格競争力を含めた、優位性にもつながります。この優位性も我々が提供します電池ソリューションの１つと言えます。

TWS社副社長Remus Wongは今回の認証授与にあたり「“オペレーション・エクセレンスの追求に誇りを持ち、AEO認証を標準レベルから更に進化させていく事が今後重要であるものの、グローバルビジネス展開・拡大にあたり、今回の名誉ある認証授与はＴＷＳにとっても重要な企業ブランドの向上につながる」とコメントしております。

AEO制度を適用している地域・各国

42ヵ国及び15の地域：

シンガポール、韓国、欧州各国（イギリス含む28地域）、中国香港、スイス、イスラエル、ニュージーランド、オーストラリア、日本、カザフスタン、モンゴル、ベラルーシ、ウルグアイ、UAE，ブラジル